
後藤先生との出会いは6年生の4月に実施された首都圏模試での保護者会でした。
それまでの息子の成績は、転塾をしたりコーチングを利用したり外部環境を変えてみても一向に上がらず、6年になると逆に下がる状態でした。
特に算数は、受験勉強の初期段階で基礎的知識の定着がされておらず、毎日机に向かっている時間と結果が比例せず、親としてはただただ焦るばかりで。
本人なりには頑張っているのでしょうが、親から見ると結果がでず模試の結果が出る度に「こんなに低い偏差値のままなら受験する意味がない」と親としては言っていけないセリフを吐く精神状態になってました。
そんな中で後藤先生の保護者会のお話を伺い、自分の中学受験への考え方、親としてのスタンス、本来子供があるべき状態についての考えが歪んでいると、たくさんの気づきを得られました。
こうなるともう「後藤先生にお世話になりたい!!」という一心で、先生の登壇時間が終わると一目散にかけより、お声がけをさせていただきました。
絶望的な算数の学力なのに、楽天的で能天気な息子に根気強く指導頂き、プロとしての指導だけでなく人としての愛情を深く感じました。
また、親に対してもこれまでの豊富な経験から適切なアドバイスをして下さいます。
時には耳の痛い話もありましたが、当たっているだけに大いに反省。親の愚痴も辛抱強く聞いてくださります。
6年の11月を過ぎ、後藤先生との面談を重ねながら志望校が決定すると、偶然第一志望校が同じご家庭があり、普段の個別授業とは別に2人一緒の志望校対策チームを立ち上げてくださいました。
何度同じ説明をしても同じミスをし、それでもまるで反省や成長の気配のない子供たちに対して、時には愛を持って突き放したり叱ったり、プロセスを褒めてくださったりと、毎回の楽しい授業にもメリハリがあったからこそ続けられたと感謝しております。
このような点にも、事務的な対応しかできない大手塾とは違う良さがありました。
12月に入ると、家庭では過去問を集中的に解き、後藤先生と相談して、塾も必要な科目・単元だけ通うようにして、志望校対策と弱点補強を徹底しました。
偏差値を基準にせず、受験期間中の精神状態を第一に考えての1月校と併願校選び。作戦会議における後藤先生のアドバイスは本当に有難かったです。
そして受験前に後藤先生から送られたメッセージカードとお守り代わりのキーホルダー。感動で涙した親御さんは多かったと思います!
結果としては、2/1の第一志望校の合格を頂けました。
まさかここでは受かると想定してなかっただけに親としては嬉しさ1000倍でした!!!!正直、受験が早く終わって心から有難かったです。
いま振り返ると1月の後藤先生の睡眠時間と食事時間の少なさは申し訳なく・・・しかし、あれだけの授業をこなせるスタミナとエネルギーには感服致します。
息子はこの受験と後藤先生のおかげで受験を一緒に乗り越えた仲間が出来ました。
本人は2日までに受験を終えたのですが、緊張しやすいその仲間に「リラックスした状態で力を発揮してほしい!」と、早起きをして受験会場まで一緒に行き、結果的に現在は同じ学校に通っています!
そういった、自分以外の誰かを思って行動できるような心の成長機会も与えてくださり、本当に感謝しております。